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大学コンソーシアム京都さまのケータリングでした。

2017年12月9日ケータリング・リポート

今日は大学コンソーシアム京都さまのケータリングでした。

今日は純平がスタッフでした。

映像学部の二回生。

盛り付けのセンスがいい。

映像で作品も作っているらしく、なるほど、とても面白い。

実は今日のケータリングは、「これまでにご用意していないメニューで」というご注文でした。

もう何度も大学コンソーシアム京都さまにはケータリングをご利用いただいていて、確かに、マンネリ化し始めている雰囲気がありました。

私も毎回の構成をあまり変えることなく、料理内容を材料変更などで補ってきた部分は認めざるを得ません。

材料コストの変化や盛り付けの段取り、仕込みの手順、彩りや全体のバランス、何よりもご希望金額でのご用意。

これらの諸事情はテンプレート化するのにも労力がとても必要です。ですから、一度テンプレート化をすると常用したくなります。

今回はこれまでの構成を変えてのお料理内容でした。

実は、今日のケータリングメニューを決めてから、それを叩き台にして12月のメニューは考えられました。

メニュー替え最初の週末にあたるケータリング。12月メニューと仕込みを重ねられる部分を設けることで、技術スピードも段取りもスムーズに運ばせられるのじゃないかと考えました。

今週は今日のケータリングシミュレーションを繰り返し、繰り返ししながら仕込みをしました。

価格と自分の作業が合わないのじゃないかとも思いました。

もうこんな大変なケータリングは受けないぞ!という気分にさえなりました。

しかし。

今日のケータリング準備を経て、会場を完璧に仕上げたのを確認して、新しいテンプレートの完成を目の当たりにして、今日をきちんと挑んだ甲斐があったと報われた気持ちでした。

「大学コンソーシアム京都」という機関は、教育をどう向上させるかを真剣に考えて取り組んでいます。

毎回、会場でお話しを聴きますが、見えない部分での懇親会による情報交換会の重要さをまざまざと見ています。

今日もそうでした。

私はこうした会場のバックアップができることを誇りにさえ思います。

料理が持っている可能性。

初めてケータリングサービスを経験した純平にもよい刺激になったはずです。

私にとってもひとつ壁を越えたようなケータリングでした。