イルピアットのケータリング休止について

2018年8月27日イルピアット・ニュース

いつもイルピアット円町、イルピアット紙屋川をご利用くださいましてありがとうございます。2018年の夏は酷暑の連続となり、また、豪雨や台風などによる災害の爪痕も色濃く残っています。イルピアットも例外ではなく、外の鉢が割れたり、営業時間を繰り上げて閉店したり、お客さまのご利用時にシャッターを閉めて営業したりもしました。とはいえ、大きな被害を受けずにここまで営業できています。皆さまの温かな眼差しとエールを日々の励みにしております。

私が料理の表現手段のひとつとして展開して来ましたケータリングについてお知らせがございます。ケータリングサービスは6年ほど前より始まり、おかげさまで多くの方にご利用を頂いて参りました。いつもの小さな店舗を離れてお客さまの元にて料理をご用意するケータリングは、回を重ねる毎にご好評をいただき成長をして来ました。少人数から大人数まで、あらゆる場面にて料理ができる事の可能性の一端を見たものと考えています。「皆さまの驚きお手伝い」というコンセプトは、今も変わらず私の胸に脈打つものです。

この度、多くの方に親しまれ育てて頂いたケータリングサービスを一旦休止することになりました。

この数ヶ月の間にもいくつかのご依頼・ご相談を頂いて参りました。こうしてケータリングサービス休止のお知らせが遅れましたことをこの場をお借りしてお詫びいたします。大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。

2016年12月にイルピアット紙屋川を開店いたしました。昨年はこれまで通り、ケータリングサービスをお受けしていました。新たな店舗での展開とケータリングとの両輪は思いの外、ハードなものでした。日月の定休日返上は勿論のこと、平日の営業日も仕込みに充てなければならない事も多くありました。加えて、ケータリングスタッフの確保も大きな課題でした。様々な状況をパズルのように組み合わせて展開をして来ましたが、このままではきちんとしたサービスを提供する事が難しいと判断に至りました。

ケータリングサービスは「皆さまの驚きお手伝い」する事がコンセプトにもかかわらず、私たちが不充分では驚きのお手伝いも不充分になってしまいます。サービス当日へのモチベーションとプレッシャーは、良い刺激です。ですが、このままでは近い将来に悪循環を生み出すようなことへ変容すると感じていました。料理はそういう気持ちを最も遠ざけねばなりません。定休日にはしっかりと休養を取り、イルピアットの営業には多くの影響を与えないように尽力する。これが今の私に課せられた最重要課題です。この二点にしっかりと挑み、克服する決意です。

イルピアット円町、イルピアット紙屋川は今日(こんにち)、おかげさまで皆さんにご利用いただいています。すしぼんとトニーは皆さんに支えられ、育てられています。「皆さまの驚き、お手伝い」をコンセプトに日常の驚きのお手伝いを各店舗にて提供して行きます。ケータリングサービスは一旦、休止いたします。各店舗にて皆さまの驚きのお手伝いをすべくお待ちしております。

(とはいえ。料理が絶対に必要な場面はあります。私は料理の力を信じています。どうしても必要な場面にはなりふり構わず伺います。それは私ができる最大値と考えています。判断は難しいものがありますが、つまりは、そういう事です。私は、私が必要な場面で力を振るいたいのです)